お久しぶりです!
咳がだいぶ治まりました。咳がでると本当に疲れます。自宅でレッスンしてるので、周囲に気を使わなくて良いのはありがたいのですが、そもそもレッスンがしにくいです、とほほ。
先週はレッスンの合間に寝ながらなんとかこなしました。ノーモア咳。
それでは本題。
日本語学校に通う生徒さんとレッスンしていたときのこと。
生徒さんがプンプン怒っています。なんやねん?
「日本語学校の先生に対して不満があります」とのこと。
その内容を聞いてきんぎょ「・・・(汗)」
日本語学校の先生が、授業中に分からないことやはっきりしないことをスマホか何かで調べたんだそうです。
生徒さんはそれに激怒していました。
「きんぎょ先生はそんなことしませんよね?もう、勉強不足の先生は困りますよ!」
・・・あ、めっさ調べてますよ、あは、あは、あははははははは・・・
生徒さんからは見えませんが、きんぎょはめっちゃ調べてます。
はっきり言えば、調べられなかったら会話限定のレッスンでも難しい場合があります。
そうか、不快に思う生徒さんもいるんだな。
話を聞きながら原因を考えましたが、対面式のレッスンの場合は、調べているのが見えるのと、レッスンが止まったりするので抵抗感が強いのかもしれません。
きんぎょの場合は、喋りながらでも調べています。キーボードをカタカタするときもあれば、スマホでさっさと調べることもあります。
もちろん内容によっては「次回答えますね」とする場合もあります。
先生が全ての質問に完璧に答えられたら良いのですが、実際にはそうはいきません。あと、解釈が分かれる回答もあります。
先生はすごい人で、何でも知っている人であってほしい、という生徒さんの気持ちもわかるのですが、実際には分からないのに分かったように言うのも困ります。
別の生徒さんとの話のネタにこの件をだしてみました。
海外留学経験の多い生徒さんで、色んな国の学校で学んだ方です。
この方の意見では、先生の在り方や考え方は国や文化で大きく異なるとのことでした。
「それぞれの国のTeacher's day の贈り物を見るとよく分かるよ。もう家族総出の賄賂にしか見えない国もあれば、幼稚園児のプレゼント交換みたいな国もあるよ。敬意の表し方にその国の人が考える先生の在り方が見えるよ。」
もう少し分析してもらったところ、
先生を目標を達成させる人と考える国では必然的に先生にかかるプレッシャーが大きく代わりに立場が高くなる。それに対して目標達成の伴走者と考える国ではもう少しお互いの立場がフラットになるとの結果でした。
ああ、まだ体力が回復しきらず。
ちょっと休憩してからまたレッスンに戻りたいと思います。