〈その530〉に書きましたが、本日は朝っぱらからアンチコメントにビビり、黄砂だか花粉だかのアレルギーに苦しみながら仕事をしています。
実は、今日はとある生徒さんの最後のレッスンの日でした。本当の初心者から始めてちょうど2年間レッスンを受けてくれました。
レッスン内容は、「まるごと」をベースに、他の教材を足しながら行いました。
資格や留学のためではなく、趣味のアニメや漫画、シティーポップのために勉強していました。
忘れないうちに、気になったこと、反省したことを書きとめたいと思います。
テキストを適切なスピードで進めなかった
反省です。合間で学業の都合でお休みもけっこうあったとはいえ、2年で初級テキスト一冊プラスαは遅すぎました。
生徒さんのリクエストで文字の指導や生徒さんの好きな歌を使ったレッスンなどもたくさんしました。
生徒さんは大変喜んでくれましたが、これに時間を割きすぎた感もあります。喜んではくれましたが、もしかしたら成長や身長度合いに不満があったかもしれません。
どの生徒さんもいつかは必ず終わりのときが来ます。ですからある程度の進捗状況は堅持して、その中にお楽しみを足していく、くらいが良かったのかもしれません。
その代わりと言ってはなんですが、時間をかけた分、入門コースまるまる一冊の内容と動詞・形容詞の活用、ひらがな・カタカナはバッチリ覚えました。おかげで簡単な表現を使ったやりとりはかなり上手にできるようになりました。
また、動詞や形容詞の活用がしっかりしていれば、今後また日本語学習を再開した時、どのテキストでもどんな先生とでも苦労しません。これはちょっと良い「置きお土産」になると思います。
教科書のありがたさ
この生徒さんとレッスンを始めたとき、とりあえず「テキスト+お楽しみ企画」みたいな感じでやろうと決めました。
定期的なレッスンでのテキストが果たす役割の大きさをヒシヒシと感じました。
きんぎょの様な経験のない先生でも、教科書をおおまかな道標にして進めることができます。ただ、テキスト付属のチェックシートなどをもっと活用すればよかったなぁと思いました。このあたりは今後の課題です。
コース設定を明確にする
中だるみや刺激のなさでやる気を失わなわせないためにも、コース設定をして、生徒さんにもそれを知ってもらうべきでした。
毎回先生から言われた箇所をやる、では、勉強の全容が見えません。旅をするときの地図のような、全容が見えるものを提示するべきでした。
ちょっと抜け殻のようになってます。。。
ちょっと休んで、チョコレートを食べてコーヒーを飲んで、またがんばります!