皆様、レッスンで生徒さんと話したり、指導している時、鼻濁音は使いますか?
きんぎょ、あまり自覚がなかったのですがけっこう鼻濁音使用率が高いんだそうです。(生徒さんより)
鼻濁音とは「がぎぐげご」を鼻音で発音することです。んが、んぎ、んぐ、んげ、んご、みたいな発音にすることで、「がぎぐげご」を発音するときの音の感じを上品にする働きがあります。
少し前に「ん」の発音に関する記事を書いたのですが、その生徒さんがとても不思議がります。
「がぎぐげごを文字通り発音しても、鼻濁音で発音しても、意味が変わらないってどういうこと?!発音が変われば意味変わるっしょ?!」
そういえばそうですね。
私が勉強した外国語でも、鼻母音や鼻濁音の言葉をそうでない発音で話せば、意味が通じなくなります。逆もまたしかりです。
この生徒さんはこのような音に関することに大変興味があるそうで、いろいろ質問してくれます。ところが肝心のきんぎょは話せるけど、知識がないので今一生懸命赤本を開いて勉強を頑張ってます😂
今日教えるために勉強する、ある意味一番追い込まれてやる勉強法です。