めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その120〉テキスト「まるごと」レッスン ①出会い (italki)

今日はテキスト「まるごと」を使った

レッスンについて書きたいと思います。

(リクエストをくださった皆様ありがとうございます❤)

 

なぜ「まるごと」を主に使用しているのか、

まず「まるごと」との出会いについて書きます。

 

※私はアマチュアの、主に会話相手をするのが

 仕事のtutorという立場のセンセイです。

 今も試行錯誤中です

 いわゆる日本語学校や教室でプロの先生が

 なさっているのとは質もレベルも全く異なること

 ご了承の上、「こんな人もいるんだ」という軽い

 気持ちでご覧ください。

 

まず、私が持っている日本語入門者~初級(初中級)者

向けのテキストは下記の3つです。

・まるごと

 

 ・Genki

 

 ・みんなの日本語

 

みんなの日本語 初級I 第2版 本冊

みんなの日本語 初級I 第2版 本冊

 

 

レッスンを始めた頃、説明の仕方の参考に

Genki」と「みんなの日本語」を買いました。

この2つは近所の本屋さんにもありました。

みんなの日本語」は、日本語で書いたテキストと

外国語で書かれたものがあります。

この外国語でかかれた方は、間接法で指導する際の

専門用語を知る為に大変役立ちました。

 

まるごと」はうちの近所の本屋さんには

置いておらず、まったく知りませんでした。

 

最初に「まるごと」を教えてくれたのはとある生徒さんでした。

「このテキストを使って教えてくれ!」という依頼でした。

この生徒さんは、自分で日本語を勉強するために

「まるごと」を購入し勉強していました。

でも一人で学習するのは大変だったので

日本人の先生と一緒に勉強したくて

私のレッスンを予約してくれました。

 

そのころ、私のitalkiページには「会話の練習」としか

書いてなかったので、ちょっと面食らいました。

 

正直に言うと、最初はあまり乗り気ではありませんでした。

ちょっとイマイチかな・・・と思っていました。

でもこの生徒さんはそれを見透かしたのか?

ガンガン押してきました(笑)

テキストは、最初は生徒さんが「自炊」したものを

送ってくれていました。(出版社さんゴメンナサイ)

とにかく、この方の母語が話せるセンセイは

結構少ないので、必死だったのかもしれません。

 

ですが、途中で私の考えが変わりました。

自分でテキストを買ってレッスンを続けました。

 

その理由は

①パソコンの画面にテキストがずっと映ると

 お互いの顔が見えない。

②この生徒さんは継続してくれそうなので

 私もテキストを使ったレッスンの経験を積みたい

 (レッスンの幅を広げるチャンス!)

 

の2つです。

 

①は、私自身がオンラインレッスンを受ける経験

からですが、会話では表情や口元を見ることは

とても大切です。

特に日本語では言葉そのものよりも、表情の方が

重要な事が多いです。

ですので、できるだけ顔が見えるするためにも

手元に本がある方がいいと思います。

あと自習や予習・復習にも使えますしね。

 

②は文字通りです。

私のテキストを使ったレッスンの経験は

この生徒さんとの経験が基礎になっています。

間接法でしていたので、自分一人で勉強するのと

日本人の先生とするときの違いなどをよく

話してくれました。

この生徒さんとのレッスンをきっかけに

テキストを使ったレッスンに力を入れ始めました。

 

私が「まるごと」を主に使用する理由は4つです。

・私の英語力はイマイチ (Genkiを教えるには力不足)

・まるごとなら日本語で書かれているので

 どの言語の生徒さんにも使える

 (コストパフォーマンスよし)

・文法の説明が必要最低限で簡潔

・表現がわりと新しく生徒さんの要望と一致しやすい。 

 

たまに「Genki」を使ったレッスンもありますが

生徒さんは、私の英語力に耐えられるような、

忍耐強く想像力豊かな方限定です。(ΦωΦ)

 

みんなの日本語」は、実際に日本に住んでいて

日本人とかなり関わりがある方にはいいですが、

特にサブカルファンの方にはちょっと硬いようです。 

 

超長くなりましたので、実際のレッスンについては

次回②で書きたいと思います。

 長文駄文失礼いたします!m(__)m