めざせ日本語教師~オンライン日本語Tutorのよもやま日記~

普段は派遣の会社員、副業でオンライン(italki, プライベート)の日本語のセンセイをしています。NAFL修了しました。

〈その642〉Youtube ライブ配信しました。

今日はひょんなことで、日本語学習者の方と、日本語教育を知らない日本人の方を交えてお話する機会がありました。

普段はオンラインでしか教えることがないので、なかなか貴重な経験でした。

ちょっと嬉しかったのは、学習者の方が言いたいことが分かることでした。

発音の悩みをお聞きした時に、聞きながら「ああ、多分ここまではできるけど、ここからが難しいんだな〜」という線が何となくわかりました。昔だったら思い浮かばないことでした。

 

先週の日曜日にyoutubeライブ配信をしました。前からやろうと思ってたんですが、なかなかできず。ところが配信したんですが、音声が入っておらず(T_T)  なんでだろう。まあいいや。できれば定期的になにかやっていきたいなあと思っています。

この配信なんですが、実はきんぎょの外国語を使うチャンスを増やすためというのもあるんです。きんぎょ、日本語を教える時、外国語を使った間接法と、日本語だけの直接法と両方しますが、間接法で教えたお陰できんぎょの外国語力は結構鍛えられました。お金もらって勉強してるようなものでした。

最近本当に外国語を使う機会が減りました。使わないとレベルを維持するのはけっこう難しいんです。もっと勉強するためにレッスンも受けたいけど、今は倹約したい。

そこできんぎょがひらめいたのは。。。ライブ配信です。

好きな時間にできるし、お金はかからないし、眠りかけのアカウントは活用できるし、一石二鳥です。

初回はそんな感じで失敗しましたが、「やったぞ!」という充実感がありました。

平日もう少し時間を詰めて、どこかで固定で配信を入れたいなと思ってます。

 

〈その641〉不自然な日本語

 

ネイティブスピーカーみたいに話したい、書けるようになりたい。多くの語学学習者の夢ですね。ですが、先日きんぎょがやったレッスンは。。。逆でした😂

不自然な日本語で話そう(を書こう)。

ナンノコッチャイィ??

日本語でいろいろな創作活動をしていらっしゃる、上級レベルの生徒さんとのレッスンでのことです。生徒さんが使う日本語がちょっと変な感じだったので、レッスンを一旦止めて確認しようとしました。

すると、生徒さんがにや〜り。( ̄ー ̄)ニヤリ

「きんぎょ先生、変な感じがしましたか?どんな違和感を感じますか?」

実はこれが生徒さんの、このレッスンの目的でした。

日本人に意味が通じるけど、何か違和感を感じる日本語文を作る!

文法的には間違いじゃない。失礼なわけでもない。でもなんか変。

やり方としては、生徒さんが作った日本語をきんぎょが見て(聞いて)その印象を共有する、というものでした。

最初はちょっと頭が混乱しましたが、慣れてくるとなかなかおもしろい!

途中からは、なんでこの表現にしたんですか?と聞いてみたりして、なかなか楽しいレッスンでした。

創作活動というクリエイティブなことに関われてちょっとうれしいきんぎょでした(^^)

 

 

〈その640〉郷土料理

先日、生徒さんがお仕事の都合できんぎょの住んでる県に来ていました!ぜひお会いしたかったのですが、ちょっと遠かったので今回は残念ですが、またの機会とすることになりました。

先日のレッスンで、その時の話になりました。

「きんぎょの街の、あの食べ物、なんでそんなに人気なの?何がいいの?日本にはもっと美味しいものがたくさんあるのに。」

生徒さんは、きんぎょの街の郷土料理に挑戦したんですが、イマイチだったよう。そんなわけで、このレッスンは郷土料理について話すことにしました。

生徒さんの生まれた街の郷土料理は何か、どんな時に食べるか。どんな人が食べるのか。

結論としては、生徒さんの郷土料理も、きんぎょの街の郷土料理も、昔からあって、お年寄りから子供までみんな親しんでいて、原材料がその地域でふんだんにとれるということがわかりました。そう、郷土料理って、豪華なものではないんですよね。庶民でも食べられるもの。

きんぎょの街の郷土料理も、まったく豪華なものではないんですが、やっぱりよく食べるんですよね。小さい頃は、1日3回食べてることもありました。でも大事なお客さんが来た時にじゃじゃーんとふるまうものではないんです。

「そうですね、からあげクンのほうが美味しいけど、ああいう素朴な郷土料理も確かにいいですね。歴史とつながっていて。」

今度生徒さんが来た時は、ぜひ一緒に食べたいな〜と思いました(^^)

〈その639〉2024/4/13 様子

今週は平日とても忙しかったので、今日土曜日の午前中はちょっと休憩のきんぎょです。

①ITパスポートの勉強

全くわからないので、本屋さんで下記の本を買ってみました。ITオンチきんぎょにはサイコーでした。なにせ漫画付き(笑)イラストではなく、漫画が入ってるんで、それを読むだけで大まかな輪郭をつかめるようです。文字の方を隅から隅まで読んでいたら一生終わりそうにないので、とにかく漫画の箇所から読み始めて、一旦全部目を通すことにして、ザーッと読んでます。この漫画のギャグがけっこう世代で、ツボってます😆来週中にある程度のところまで読み切りたいんですが、けっこう分厚い(笑)
キタミ式イラストIT塾 ITパスポート 令和06年 (情報処理技術者試験)

ポリグロット外国語研究所通信教育コース
コンビニに印刷にいったら、プリンター調整中・・・😂今日再挑戦します。

 

③こせんだ式日本語教室の動画コース
今週は50分×1しか進まず。今週は仕事が終わって、帰宅したらレッスンして寝る、みたいな一週間でした。

先生が喋って教えてくれるって、いいですね!このコースを聞きながら思うことですが、やってるこせんだ先生も、ついていく生徒さんも凄い!きんぎょは、すでに終わったコースを動画形式で視聴してるだけですが、実際の生徒さんたちは、このレッスンを全て+自習時間を実際に受講しています。そりゃあできるようになるはずだ!

ある生徒さんが、学習する時にいちばん大事なのは何か?というテーマで話した時、一つの言葉を教えてくれました。日本語にはうまく当てはまる言葉がないよ〜と言ってましたが、google translateで調べると「献身する」という言葉でした。日本語だと学習について話すときには使いませんね、この言葉。でも生徒さんの母語ではよく使うそうです。自分のしたいこと、楽しみなことではなく、その目的のことに自分自身を捧げる、みたいな感じだそうです。

「優先順位の第一位として、全てを捧げれば、だいたいのことはできるようになります」・・・きんぎょ、欲望に負けています (;´Д`)

〈その638〉今後の勉強について(変化がほしい今日このごろ)

3月は平日の仕事が忙しく、最低限の仕事をこなすだけで精一杯でした。

それが終わり、ちょっと一息なきんぎょです。

4月に入り、平日の仕事の今後について、上司からお話しがありました。その内容から判断するに、当面仕事はありそうです。派遣の仕事なので有限ですが、今年1年くらい(次の年度末)くらいまではあるっぽいです。まあ、そうでないならそれまでですが。

仕事も1年くらいやったら、なんとなくスケジュールがわかりました。それを元に今後の予定を考えました。

きんぎょが良くチェックするあるブロガーさんのページで、週に1回、今勉強してることを表にして公開していらっしゃる方がいます。

前から、こういうふうに予定を立ててやりたいなあ、と思ってました。それを実行に移したい!

 

①こせんだ式日本語教室の動画コース

コスパで考えるとありえないほどコスパよしな本コース。その代わり、どんどん進める必要があります。今のところ通常の講義の部分なのでポッドキャスト的に聞いています。1レッスン1リンクなんですが、3時間あります。ちまちま聞くと、次聞きなおすす時に、どこまで聞いたのかわからなくなるのが難点でした。

そこで3レッスン3時間を1.25倍にして、週(平日)に3回(1回約50分)聞くようにしました。お風呂で聞いたり、作業しながら聞いたりですが、とにかく1回分を一度に聞くようにしました。

 

②ITパスポート

会社の昼休みは、この本を中心に読むようにしました。たまに探偵ガリレオも開いてます。

 

③ポリグロット外国語研究所通信教育コース

ずいぶんほったらかしになり、添削してくれる期限はとっくに終わってしまいました。ですが、問題用紙はあるのでちょっと再開してみようと思います。

日本語のレッスンが少なくなり、外国語を使うこともぐっと減りました。力が落ちているのをひしひしと感じています。。。

これまではオンライン上で全部やってましたが、残ってる問題を一度全部印刷してこようと思います。きんぎょ、紙で見るほうがやりやすいということに気が付きました。

そのブロガーさんの記事を見て、自宅でやるより、仕事前や仕事帰りに週2回30分とか、時間を決めてカフェとかでやったらいいかなと思ってます(まだやってませんが)。

〈その637〉うまくいかないレッスンも多々あります。

4月に入って数日。今週はお花見を楽しんでいる生徒さんが多いですね〜。桜と自撮りした写真がチラホラ届きます。

 

4月から新年度で新しく依頼があり、先日、初めての生徒さんのレッスンをしました。大学院まで日本語をやってた方で、喋っても書いてもバッチリでした。

結果としては・・・うまくいきませんでした😅

 

通常、最初のレッスンでは、通常レベルの確認、やりたい内容、したくないこと等を確認します。日本語など、共通語として機能する言語でやります。

 

今回のレッスンでは、何を言っても生徒さんからは「うわー、嬉しい。ありがとうございます!」「大丈夫ですよ!」「それもいいんですか?助かります」と大変ポジティブな返事が日本語でくるんです。

このレッスンは諸事情あって、一応継続が前提で引き受けました。ですので、どちらかと言うと聞きたいのは耳障りの「いい返事」ではなく、「よくない返事」でした。これはしたくない、ここまではOKみたいな、ダメな線を知るほうが、きんぎょの場合は優先されます。

おそらくですが、最初からきんぎょのレッスンはイマイチだったので、継続するつもりはなかったので、こんな感じになったと推測します。

 

2回目以降のレッスンを希望しない場合に、けっこうポジティブな返事をして「また連絡しますね〜」といってそれっきりというのはあるあるです。きんぎょも、生徒としてオンラインレッスンを受けて「この先生はもうないな〜」と思ったら、生ぬるいポジティブ返事で終わらせることはよくあります。

日本人はNoと言えない、とよく言いますが、日本人以外でもNoというのはけっこう面倒くさいのではないかという気がします。実際には言ってるけど、言い方が直球ではなかったり、最初に感謝やポジティブな表現を持ってきてから伝えたりとか。

ですので、これは嫌とか、ネガティブな意見を正直に言ってくれるのは、継続する意思がある生徒さんの場合がほとんどです。そうじゃないなら、適当に良い感じにしておしまいにしたほうが省エネで終わります。「〇〇が嫌だからレッスンの継続はしません。」みたいな説明をする人はほとんどいません。

 

トータルで考えると、結構いい割合でおきます。全ての生徒さんが定着するわけではなく、大半は1回限りという場合が多いです。これが対面のレッスンとの最も大きな違いのように思います。

もしかしたらまた連絡があるかもしれません。その時はレッスンをします。なければそれまでです。お支払いを事前に受け取っているので問題ありません。

オンラインレッスンは、生徒さんの立場だと、始めるのも簡単ですが、止めるのも簡単です。

生徒さんは百代の過客にして、行き交ふレッスンもまた旅人なり。きんぎょの散歩道

〈その636〉日本語のセンセイとITパスポート

タイトルの番号を大幅に間違えていたきんぎょです。(いとまん様、本当にありがとうございます。知らぬは一生の恥を地で行くところでした。)

 

え?きんぎょ、ITパスポートだって?だんだん日本語教育とかけ離れていってるんじゃない?

いえいえ、そんなことはありません。日本語の先生は、日本語の知識があればいいのではないんです。ITに関する知識があるのとないのでは、仕事の幅や可能性が全く違ってきます。

ITパスポートというと、「取っても仕事に直結しない資格」で常に上位に上がる資格の一つだそうです。ですが、きんぎょのような超ド素人が何から勉強したらええんでっしゃろう。。。というときには、非常に良い初歩のステップではないかと思います。

もともとこの資格を勉強してみようかなと思ったきっかけは、平日の仕事の難しさだったんですが、ふと、日本語教育の方にも役に立つぞと思いました。

 

例えば、以前どれかの記事で書きましたが、大失敗したWixでのHP作成。ビジネス用の有料コースで1年だか2年だか忘れましたが支払い、結局全部無駄になりました。

このとき難しかったのが、自分の分からないことやできないことが、知識がないために言語化できず、調べることすらできなかったことです。結果、解決しようとすると、お金を別途払って誰かに依頼してやってもらわないといけない。。。それを維持するためにさらにお金を払わないといけない。。。という無限ワカラン地獄に陥りました。

これはWixが分からないことが問題というより、そもそもわからない事すら分かってないというきんぎょの不勉強ぶりが問題だったのでした。

 

「その歳になってそんなの勉強しても、何にもならんよ〜」という、きんぎょの頭の中の「世間の声」「世間の常識」が、新しいことへのチャレンジを邪魔します。でも本を読むくらい、できます!とにかく読んでみます。

・・・と言いつつ、一緒に買った「探偵ガリレオ」の文庫本をついつい先に読んじゃうきんぎょでした。